所在地 | : 関東某市 6,500m2 |
現況土地利用 | : 給油所 |
- 定期点検時に地中配管からのガソリン漏洩発覚。
- 当初、漏洩量はわずかなものだと考えられていたが、漏洩地点付近の土壌・地下水を調査したところ、ベンゼンによる汚染が確認され、汚染範囲は漏洩地点付近に留まらず、広範囲に広がっていることが判明した。
対象地周辺では、地下水利用が盛んであり、周辺井戸への影響等が懸念された。
- 追加調査を実施したところ、敷地境界付近の地下水でもベンゼンの基準超過が確認された。しかし、対象地は稼働中のガソリンスタンドであり、抜本的対策実施まで相当の時間を要することから、汚染拡散防止の緊急対策として、漏洩点及び地下水流向下流側敷地境界での揚水対策を実施。
⇒敷地境界における地下水濃度は3ヶ月で基準適合に! - 緊急対策中に抜本対策設備の工事を実施し、現在、揚水処理に加え、油層回収、土壌ガス吸引、エアースパージングによる抜本対策を実施中、良好なモニタリング結果を得ている。
- 本事例については、従前からお客様、ランドソリューション、損害保険会社で油漏洩事故に起因する土壌・地下水汚染についての保険スキームを構築しており、当該保険に従い、最小の費用負担かつ最速での対策が実現。